2023年1月11日発送のコーヒー定期便はコロンビアとニカラグア!BDS MAGAZINE vol.219

2023.01.11


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

1月11日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

1月13日(金) 19:00〜 Instagram&YouTubeライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

Instagram ライブ配信
YouTube ライブ配信

今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなどもご紹介。
配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!

ごあいさつ

こんにちは!
2023年1月11日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

明けましておめでとうございます!新年最初のBDS発送です。
今年も世界中の素晴らしいコーヒーを皆様にお届けできることが楽しみです。
さらにサービスに磨きをかけていきたいと思っていますので、2023年も何卒よろしくお願い致します!

それでは、BDS MAGAZINE1月11日号、スタートです!

1月11日発送のコーヒー① Colombia/Finca La Estrella(コロンビア/フィンカ・ラ・エストレージャ)

ルイス・ホルヘ・コタシオさんは、ラ・エストレージャという農園を所有し、主にカスティージョ種を栽培しています。

ルイス氏の農園では、濃い赤色になった完熟コーヒーを収穫し、チェリーの状態で一晩、約12時間寝かせます。翌日に果皮と果肉を取り除き、タンクで32時間発酵させ、2回水洗いをします。発酵後はパラボラ式乾燥機で5〜8日間、 1日に2回かき混ぜながら乾燥させます。

近年コロンビア・スペシャルティにおいてシェアが拡大しているカスティージョ種ですが、その特徴は一本芯の通ったような明るいアシディティです。

今回のロットも多分に漏れず、シトラスやアップル系(マリック)の瑞々しい酸味が印象的なカップでした。シトラス系の酸味は、ともすると鋭く感じてしまい、強すぎる酸味としてネガティブに捉えられることもありますが、このコーヒーは蜂蜜やキャラメルのような甘さを伴って感じるため、飲みやすくまとまっているように思います。

シルキーで滑らかな質感も相まって、明るいながらもまとまりのあるカップだったため、比較的浅煎りの焙煎度合いにしてみました。よりこのコーヒーの特徴であるフルーティなフレーバーを明確に感じていただけるような仕上がりになっていると思います。

ホットコーヒーはもちろんですが、この季節にたまに訪れる春を感じる暖かい日には、アイスで淹れるのもおすすめ。フルーツジュースのようにお召し上がりいただけますので、ぜひお試しください!

【生産者】Jorge Luis Cotacio
【農園】Finca La Estrella
【地域】Rincon Abajo, Inza, Cauca
【標高】1,600m
【品種】カスティージョ
【生産処理】ウォッシュド

1月11日発送のコーヒー②Nicaragua/Limoncillo Natural(ニカラグア/リモンシージョ・ナチュラル)

リモンシージョ農園はニカラグア北部のマタガルパに位置し、熱帯雨林を髣髴とさせる山奥の山林にあります。 美しく管理された竹林や滝、コーヒーの木々の佇まいは、あたかも庭園のような趣きです。

品種毎に区画分けが綺麗になされ、今回ご紹介するブルボン種以外にもジャバニカ、パカマラ、カツアイなど多品種栽培に取り組んでいます。

農園のオーナーであるエルウィン・ミエリッヒ氏はドイツ系の移民で、コーヒー農園グループとドライミルを統括する地元の名士です。お父さんの代でもコーヒーを栽培していましたが、自身の農園のブランディングや設備投資によりビジネスを拡大したのは、彼の代からになります。

ドライミルは同氏の妹であるエレアナ氏が担当しています。エレアナ氏は元々看護師をしていましたがコーヒーの道へと進み、現在は自社のドンエステバン・ドライミルの責任者として、品質管理やCOEのヘッドジャッジなども担当しています。

収穫したチェリーはウェットミルで比重選別にかけられ、ドライミルへと運ばれます。 そこで、ロット毎に管理され、以下の項目が記載されたカードと共にその後の工程へと進みます。

①量:チェリーの重さ、乾燥後の重量
② 農園名・品種
③水分値(平均56%の水分値のものを受け入れ、11〜12%に仕上げる ④乾燥方法
⑤クオリティ・欠点など。 そして、2日間天日乾燥させた後、ベッドにチェリーを薄い層にして広げます。
チェリーは1日に3,4回攪拌され、水分値が12%以下になるまで、気象条件に応じて20〜30日間かけて乾燥させます。
その後、 30日~60日の間涼しい倉庫でレスティングされ、ハリングが行われます。

毎年定番のように仕入れているニカラグア/リモンシージョ農園のニュークロップです。その魅力はなんと言っても甘さと質感に裏打ちされたバランスの良さ。
アップルのようなフルーティさとカシューナッツを思わせるナッティなフレーバー、そしてブラウンシュガーのようなこっくりとした甘さで、毎日でも飲み飽きないウェルバランスなコーヒーに仕上がっています。

毎年実に安定したコーヒーを届けてくれるリモンシージョですが、天候や気温に大きく左右されるコーヒー生産において、一貫したクオリティを保ち続けるのはとても大変なことです。
今年も美味しいリモンシージョのコーヒーをお届けできることを嬉しく思います。ぜひゆっくりとお楽しみください!

【生産者】エルウィン・ミエリッヒ
【農園】Limoncillo
【地域】マタガルパ
【標高】850~1,110m
【品種】ブルボン
【生産処理】ナチュラル

全国でコーヒーイベント大盛況!

新型コロナウィルスによる行動規制も緩和されてきたいま、全国各地で開かれているコーヒーイベントが、とても盛り上がっているのをご存知でしょうか?
今回は、そんな盛り上がりを見せているコーヒーイベントのうち、代表的なものをいくつかご紹介してみます。
開催情報はほとんどが去年のものですが、今年も開催されるのを楽しみに、ぜひお近くのイベントをチェックしてみてください!

▼COFFEE CITY FESTIVAL(北海道・札幌)

前回の開催期間:2022年11月19日〜23日

https://coffee-city-fes.com/

札幌PARCOを会場に、たくさんの個性的なコーヒーショップが集まるイベントです。
道内の有名店や新しくオープンしたお店が出店していますが、2022年の開催時にはゲストシティとして、仙台のコーヒーショップが集結しているのも特徴。
COFFEE CITY FESTIVALという名前の通り、街単位でコーヒーカルチャーを盛り上げようというテーマが面白いですね!

▼SENDAI COFFEE FES(宮城県・仙台)

前回の開催期間:2022年10月15日〜16日

https://www.instagram.com/sendaicoffeefes/

仙台市内の定禅寺通りを会場に、秋の気持ち良い空の下でコーヒーの飲み比べができるイベント。
先ほどのCOFFEE CITY FESTIVALでも招待されていた通り、もともとコーヒー文化の栄えている仙台らしく、実に多くの出店者が集まるイベントでもあります。
東京からも有名店が多く出店しているので、東北地方の方はぜひ足を運んでみては?

▼YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL(神奈川県・横浜)

前回の開催期間:2022年10月23日

https://yokohamacoffeefestival.localinfo.jp/

こちらはTHE COFFEESHOPも参加させていただきました、横浜のコーヒー文化醸成を目標にしたイベントです。
こちらも地元神奈川を中心に、全国からコーヒーショップが集結。
昨年はとても多くのお客様にご来場いただいて、コーヒーフェスの盛り上がりを肌で感じることができたイベントでした。

▼Good Coffee Fest @HANSHIN(大阪府・梅田)

前回の開催期間:2022年11月30日〜12月5日

https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/20221130.html

国内有数のオンラインコーヒーガイドブック『Good Coffee』がキュレーションするコーヒーフェスで、阪急梅田だけでなく全国の百貨店でも開催されている有名イベントですね。
2022年の開催時には、浅煎りと深煎り、それぞれが得意なお店をグループで紹介していて、味の好みに応じた楽しみ方を提案しているところが、さすがGood Coffee!と関心してしまいました。

▼OKINAWA COFFEE NUMA DAY(沖縄県・沖縄市)

開催期間:2023年1月15日

https://coffeenuma.okinawa/

こちら今週末に初開催となる、沖縄県で開かれるコーヒーイベント。
コーヒー沼と、沖縄の方言でコーヒーヌマ(飲もう)をかけたタイトルで、その名の通りレベル1〜4まで、より深い、コーヒー沼を堪能できるイベントになっています。
沖縄県内外からコーヒーショップが集まるだけでなく、コーヒー農園がいくつもある沖縄らしく生産者さんたちのトークイベントが楽しめるのも他のコーヒーフェスにはない特徴ですね。

 

今回は北は北海道、南は沖縄まで、日本各地のコーヒーイベントをいくつかご紹介しましたが、ここに載せきれていないイベントもまだまだ日本中で開催されています。

今年もたくさんのコーヒーフェスが盛り上がること間違いなしだと思いますので、ぜひお近くのイベントをチェックしてみてください!

THE COFFEESHOPでも、今年はたくさんのイベントにぜひ参加したいと思っていますので、どうぞお楽しみに!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 1月25日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)

コーヒー豆の保存に最適!COFFEE BEANS BAGプレゼント中!
コーヒー定期便 【BEANS DELIVERY SERVICE】

pakeプレゼントキャンペーン


SERVICE