2022年11月23日発送のコーヒー定期便はタンザニアとグアテマラ！BDS MAGAZINE vol.216

こんにちは！

2022年11月23日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです！

気づけば11月も終盤、早くも少しずつ年末モードに入ってきましたね。

毎年言っていることですが、本当に1年が過ぎるのが早く感じます。

今年も残り一ヶ月あまり、ここからクリスマス、年越しとさらに慌ただしくなること必須ですが、ぐっと寒さも増してきましたので、体調にはどうぞお気をつけてお過ごしくださいね！

それでは、BDS MAGAZINE 11月23日号、スタートです！

Tanzania／Kalonge（タンザニア／カロンゲ）

アダム・カロンゲ氏は、タンザニア南部ソングウェ州イレジェ県の出身で、2005年に家族でンボジ県ンロウェ村に移住し、農園を始めました。

当初は1台の車を購入する所からスタートし、徐々に農地を広げ、現在は妻と4人の子供と一緒に、98haの土地に88,000本のコーヒーの木を植え農園を経営しています。

水不足で悩まされるタンザニア南部ですが、カロンゲ農園では近くの川からポンプで水を引き、農園とセントラルパルピングユニット（以下、CPU 。パルパー等の設備を備えた水洗処理場）にはホースと貯水タンクを設けて精製時に使用しています。

農園は1.6ｍ×2ｍの間隔で木が植えられており、非常に整然とした印象を受けます。農園の最も古い木で15年ですが全体的に若々しい木々が多く、年に2回のプルーニングや有機堆肥や石灰を使った細やかなケアを行うことで、1本あたりから多くの収量を得ています。80台のアフリカンベッドを所持し、常時5名のスタッフが在籍、収穫期には地域から300名を雇用し収穫を迎えます。

生産処理は、まず熟したチェリーのみを収穫し、CPUに持ち込んで重量を計測します。フローティングタンクを用いて異物や未成熟なチェリーを取り除いた後、パルパーで果肉除去を行い、水に漬けて8時間のウェットファーメンテーションを行います。

その後、カナルでの水洗を行い、ドライングベッドの上で12～14日間かけて天日乾燥。標高が高く、乾燥がゆっくりと進むことでより良いカップクオリティが生まれます。

グレープ感のある酒石酸、苦味を伴ったグレープフルーツのようなフレーバー、クリーミィな質感が特徴的なカップです。どれか一つが突出しているわけではなく、それぞれが補いあうような形でバランスを形成しているコーヒーだと思います。

カップ由来の苦味を感じますが、決してネガティブな印象ではなく、味のアクセント・キレを生んでおり、コーヒーらしい味わいとして必要な役割を果たしていると思います。

【生産者】アダム・カロンゲ氏

【農園】カロンゲ農園

【地域】タンザニア南西部、ソングウェ州、ンロウェ村

【標高】1,570m

【品種】ブルボン、コンパクト

【生産処理】フリーウォッシュド

Guatemala／La Folie（グアテマラ／ラ・フォリー)

スペシャルティコーヒーの産地アンティグアは、アグア火山、アカテナンゴ火山、フエゴ火山に囲まれた盆地です。火山がもたらした良い豊かな土壌は軽石を多く含み、年間を通して一定の湿度を維持しています。

また、夜間、山から吹き付ける冷たい空気が昼夜の寒暖の差を生み出しており、しっかりと締まった硬いコーヒー豆の生まれる素地になっています。最高品質のコーヒーを作る自然条件が揃ったアンティグアは、グァテマラで最初にコーヒー栽培の始まった伝統も加えて、古くから最高品質の代名詞でした。

アンティグアの北部山麓のホコテナンゴ（Jocotenango）に位置するラ・フォリー農園は、5年前までほぼ農園管理がされていませんでした。

オーナーのフランス人ペニー姉妹は、農業技師のセラヤ氏に農園管理経営を託しました。 5年という年月をかけ、セラヤ氏の手によって見事に変貌を遂げたラ・フォリーは、単一農園としてデビューしました。

シェードツリー、施肥のコントロールの良さは、アンティグア農園の中では随一です。

すっきりと爽やかな印象で、アップル系のフローラルさを感じるコーヒーです。酸質もアップル・ストーンフルーツ系がメインのため、明るさのわりに鋭さは感じず、甘さの印象とともに爽やかさを演出します。

おそらくは品種に含まれているティピカ・カトゥーラ種由来のフレーバーと、丁寧な生産処理、アンティグアの優れた栽培環境によるものでしょう。

歴史ある生産地区から届いた、今後さらなる飛躍が楽しみな農園のひとつだと思います。

ぜひゆっくりとお楽しみください！

【生産者】ペニー姉妹

【農園】ラ・フォリー農園

【地域】アンティグア、ホコテナンゴ

【標高】1,618m

【品種】ティピカ、ブルボン、カトゥアイ

【生産処理】ウォッシュド

みなさんは『アドベントカレンダー』というものをご存知でしょうか？

今回、THE COFFEESHOPでは初の試みとして、『コーヒーアドベントカレンダー』の予約販売を企画させていただきました！

アドベントカレンダーとは、12月1日から24日までの日数をカウントダウンしながら、「アドベントシーズン」と呼ばれるクリスマス直前の期間を楽しむ文化。

一般的なものでは、24個のポケットや扉がついたカレンダーで、中には小さなお菓子やちょっとしたプレゼントが入っていて、1日ごとに1つずつ開けて楽しむ、というものです。

そんなアドベントカレンダー、今回THE COFFEESHOPでは24種類のスペシャルティコーヒーを使って、特別仕様のアイテムとしてご用意いたしました。

こちらはアドベントカレンダーの風習にあわせて、全24種類のコーヒーを1日1種類ずつ楽しんでいただくセット。

同じくアドベントシーズンを楽しむためのスイーツ・シュトーレンとあわせて用意すれば、クリスマスに向けた毎日がきっと楽しくなるはずです。

お届けする24種類のコーヒーは、もちろんすべてシングルオリジンのスペシャルティコーヒー。

数多くのオリジンを取り扱うTHE COFFEESHOPだからこそ企画できる、豪華なセットになっています。

【COFFEE LIST】

・Bolivia / Senda Salvaje Geisha

・Brazil / Daterra Aramosa Washed

・Costa Rica / Sin Limites SL28

・Honduras / Marcala 【アドベントカレンダー限定】

・Ethiopia / Bensa Deraro Natural 【アドベントカレンダー限定】

・Guatemala / La Folie

・Brazil / TOH’21 #29 Sitio da Torre

・Costa Rica / La Lia Pie San WH

・East Timor / Letefoho

・Burundi / Karambo

・Colombia / La Union Washed

・Brazil / Fazenda Cachoeira

・Indonesia / Lintong Batak Blue【アドベントカレンダー限定】

・Kenya / Kiaragana【アドベントカレンダー限定】

・Ethiopia / Haru WS

・Brazil / Boa Esperansa

・Guatemala / El Consuelo 【アドベントカレンダー限定】

・Tanzania / Kalonge

・Ethiopia / West Guji Dimtu Washed

・Ethiopia / West Guji Dimtu Natural

・Brazil / Edio Anacieto Honey【アドベントカレンダー限定】

・Nicaragua / Las Delicias Natural

・【PREMIUM CROP】 Brazil / COE’21 #29 Ponte Alta

・【PREMIUM CROP】 Ethiopia / Niguse Gemeda Mude

中には過去にBDSでお届けした豆の復活や、COE入賞ロットやゲイシャ種ロットなど、BDSには含まれないスペシャルな豆も。

ご自宅用だけでなく、コーヒー好きの方へのちょっと早めのクリスマスプレゼントにも最適ですね！

こちらのTHE COFFEESHOP Advent Calendar 2022は、11月27日(日)までの完全予約商品となっております。

ご予約はONLINE SHOPかROAST WORKS店頭にて。

ADVENT CALENDAR 2022

DRIPBAG 5,700円 / COFFEE BEANS 6,780円

THE COFFEESHOPの特別なアドベントカレンダーで、12月のクリスマスシーズンを思い切り楽しみましょう！

それでは良いコーヒーライフを！

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→　12月14日(水)予定

毎月１〜２回(※)お届け！とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。

THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

（※プランによって異なります。）

コーヒー豆の保存に最適！COFFEE BEANS BAGプレゼント中！