2022年10月26日発送のコーヒー定期便はニカラグアとブルンジ!BDS MAGAZINE vol.214

2022.10.26


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

10月26日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

10月28日(金) 19:00〜 Instagramライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

Instagram ライブ配信

今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなども企画中。
配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!

ごあいさつ

こんにちは!
2022年10月26日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

ひとつ残念なお知らせです。
いつもライブ配信をお送りしているTHE COFFEESHOPのインスタグラムアカウント(@thecoffeeshop_jp)が、エラーによりログインできなくなってしまいました。

そこで、今週28日(金)19:00からのBDSの内容をご紹介するインスタライブは、@thecoffeeshop_bdsのアカウントからのみお送りさせていただきます。

BDSのインスタグラムアカウントはこちら:https://www.instagram.com/thecoffeeshop_bds/

未フォローの方は、この機会にぜひチェックをお願いいたします!

それでは、BDS MAGAZINE 10月26日号、スタートです!

10月26日発送のコーヒー紹介

Nicaragua/Las Delicias Natural(ニカラグア/ラス・デリシャス・ナチュラル)

ラス・デリシャス農園はニカラグア北部のヒノテガ県、アパナス湖を望む高い断崖の上にあります。
農園に至るまでの道は大変急勾配で、特に雨季の作業は困難を極める場所にあり、農園購入時は品質向上のために様々なケアが必要でした。
しかし、現在は高い標高と肥沃な火山灰土壌からもたらされる素晴らしいコーヒーを生み出す農園へと生まれ変わりました。

今回ご紹介する品種はエチオピア産ロングベリーを起源とするジャバニカ種です。
ジャバニカ種は、この農園を所有するミエリッヒファミリーの品種の研究の中で生まれたものです。
耐病性に優れるジャバ種の中で選別を繰り返していった結果、このジャバニカ種が生まれました。
クリーンでエレガントなフレーバーを感じられる、ハイクオリティな豆です。

収穫したチェリーはウェットミルで比重選別にかけられ、ドライミルへと運ばれます。
そこで、ロット毎に管理され、以下の項目が記載されたカードと共にその後の工程へと進みます。

①量(チェリーの重さ、乾燥後の重量)
②農園名・品種
③水分値(平均56%の水分値のものを受け入れ、11~12%に仕上げる)
④乾燥方法
⑤クオリティ・欠点など。

そして、2日間天日乾燥させた後、グリーンハウス内のベッドにチェリーを薄い層にして広げます。チェリーは1日に3~4回攪拌され、水分値が12%以下になるまで気象条件に応じて、20~30日間かけて乾燥させます。

カップをとってみての第一印象は、実に品の良いコーヒーだということ。派手なフレーバーこそないものの、ソフトでクリーミィな質感と甘さを伴った丸みのある酸で、滋味深い味わいをもっている印象です。
その上品さを活かすよう、下手に手を加えずに素材の良さを引き出すような焙煎を心がけました。
秋が深まり、冬の足音が聞こえ始めるこの季節にぴったりのコーヒーです。ぜひお楽しみください!

【農園名】ラス・デリシャス
【地域】ヒノテガ、リプルロ
【標高】1,260~1,450m
【品種】ジャバニカ
【生産処理】ナチュラル

Burundi/Karambo FW(ブルンジ/カランボ・フリーウォッシュド)

カランボ・ウォッシングステーション(WS)は2021年3月から稼働を開始した、新しいウォッシングステーションです。
ブルンジ北東部のムインガ県に位置し、Ruvubu国立公園やナイル川に近く、美しい丘陵地帯の中にあります。 WSはKarira,Kiryama,Masasuの3つの丘を中心に広がる50ヘクタールの農地を持つ、約1,000名の農家と協働しています。

WSのマネージャーであるMr Etienne Girukwishaka氏のもと、フリーウォッシュド、ナチュラル、ハニー、アナエロビックのコーヒーを生産しています。
「地域コミュニティにプラスの影響を与えながら、ブルンジが生み出す最高品質のコーヒーを世に送り出す」という高い志を持っており、農家とのパートナーシップを重要視しながら操業中です。
窒素を固定して土壌流出を防ぐために、シェードツリーとマメ科植物の植樹や、バナナ、トウモロコシ、キャッサバ、豆の栽培を奨励し、農家の収入増を目指すなど、持続的に高品質なコーヒーが生産出来る環境を作るため取り組んでいます。

このロットはKarira(カリラ)の丘のチェリーのみで構成されています。
このカリラの丘では昔、王族の子孫である兄弟間の争いがあったといいます。争いは悪化の一途を辿り、彼らの家族は悲しみに暮れ涙する日々が続きました。このためブルンジの言葉で「泣く」を意味する”Kurira”から、”Karira”という名前が付けられ ました。
そんな悲しい謂れのある土地ですが、いまでは高品質なコーヒー産地の名前として、より広く知られるよう日々努力が続けられています。

農家によりウォッシングステーションに持ち込まれたチェリーは果肉処理され、発酵槽での10~12時間のウェットファーメンテーションが行われます。その後、約20日間ドライングベッドで乾燥工程が行われます。

ブルンジらしい果実味、紅茶のような口当たりが味わえるコーヒーです。
焙煎から間もない頃はグレープフルーツのような印象が強く、日が経つに連れて蜂蜜のようなリッチな甘さが際立ってくるカップなので、ぜひ時間をかけて少しずつ飲み進めていただきたいロットだと思います。

【生産者】約1,000名の小規模農家
【精製所】カランボ・ウォッシングステーション
【地域】ムインガ、カリラ・ヒル
【標高】1,500~1,700m
【品種】ブルボン
【生産処理】フリーウォッシュド

YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2022に出店致しました!

先週末の23日(日)、横浜・関内にある横浜公園内で行われたYOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2022というイベントにTHE COFFEESHOPとして初出店させていただきました!

YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2022

2019年に初開催されたあと、3年ぶりの開催となった第2回目のYCF、おかげさまで大変多くのお客様にご来場いただき大盛況となりました。

今回のYCFには、全国から個性的な12店舗のコーヒーショップが集結。どのお店もこの日のために特別なロットを用意するなど、コーヒーファンとしては実に楽しい1日になりましたね。

THE COFFEESHOPでも会場限定のコーヒーをご用意、多くのお客様にお買い求めいただきました。

当日は神奈川県にお住まいのBDS会員の方もいらしていただき、ふだんなかなかお店までは来られない方とお話できてとても嬉しかったです!

一方で、予想をはるかに超えるお客様がお越しいただいたため、ご注文・提供をお待ちになる列がかなりの長さになってしまい、ご迷惑をおかけしてしまった場面も。

実際のところ、運営側・出店者側、そしてお客様側としても予想外の賑わいとなってしまった、という印象でした。THE COFFEESHOPとしてもそこまでのご来場の準備をしていなかったうえ、一杯ずつハンドドリップで抽出させていただいたために、長時間お待たせしてしまったお客様もいらっしゃいました。

中にはせっかくお越しいただいたのに行列に並べずにお帰りになってしまった方もいらっしゃるかもしれません。ご迷惑をおかけしてしまった方、誠に申し訳ございませんでした。

ただ、裏を返せばスペシャルティコーヒーというカルチャーがそこまでの盛り上がりを見せているというのも事実。先日のSCAJ出展でも感じたことですが、特に若い方を中心にコーヒーを好きな方がとても増えているように思います。

THE COFFEESHOPとしてもさらに多くの方にスペシャルティコーヒーの魅力をお伝えできるよう、気持ちを新たにまた頑張って参ります。

来年のYCFもぜひ参加したいと思いますので、神奈川県民のみなさま、またよろしくお願い致します!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 11月9日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)

コーヒー豆の保存に最適!COFFEE BEANS BAGプレゼント中!
コーヒー定期便 【BEANS DELIVERY SERVICE】

pakeプレゼントキャンペーン


SERVICE