2022年7月13日発送のコーヒー定期便はルワンダとニカラグア!BDS MAGAZINE vol.207

2022.07.13


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

7月13日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

7月15日(金) 19:00〜 Instagram、YouTubeライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

Instagram ライブ配信
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今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなども企画中。
配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!

ごあいさつ

こんにちは!
2022年7月13日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

短かった梅雨が終わっていよいよ夏本番!連日うだるような暑さが続きますね。
なにやら暗いニュースの多い今日このごろですが、気持ちが落ちてしまうような時には、テレビやネットをシャットアウトして、あえて情報と距離をとるような時間も大切です。

おいしいコーヒーとは、そんなひとときのためにあるもの。
私たちのコーヒーで、リラックスした時間を過ごしてもらえたら嬉しいです!

それでは、BDS MAGAZINE7月13日号、スタートです!

7月13日発送のコーヒー紹介

Rwanda/Vunga CWS(ルワンダ/ブンガ・CWS)

今回お届けするブンガCWSは、ルワンダ北西部ニャビフ郡に位置します。2009年3月に設立され、女性主導の260人のメンバーからなる共同組合により運営されています。

ニャビフ郡は急峻な丘と深い霧がかかる谷間、2,000mを誇る標高に恵まれ、他のエリアとは一線を画すテロワールを有します。また、天然の水源かつ火山群であるビルンガ国立公園の近くにあるなど、コーヒーの生産にも非常に適した環境にあります。

ブンガCWSの収量と規模はCWSの中では比較的小さく、何千本ものバナナの木に隠れるようなひっそりとした佇まいですが、過去2度参加したRwanda Cup of Excellenceでは2012年13位、2014年4位という輝かしい実績を誇ります。 しかし、元々のポテンシャルの高さこそあれ、作業効率や設備などのインフラ面で改善点は多くありました。

実際に2017年以前は、ファーメンテーション用のプールと水洗用のカナルがなかったため、タンクを使用し手洗いでパーチメントを精製していました。
しかし、2017年に新たにエクスポーターとのパートナーシップを締結、新しい水洗設備を導入したことで、更にカップクオリティを向上させています。

CWSに持ち込まれたコーヒーチェリーはまず重量を量った後、フローティングタンクに入れられ、未熟なチェリー(フローター)と完熟したチェリー(シンカー)に分けられます。
その後、プールでの平均12時間のドライファーメンテーション、カナルでの比重選別を通して、4段階にグレーディング実施。
そして、パーチメントをドライングテーブルに移し、天日乾燥させます。

乾燥の最中は、30分毎にスタッフがパーチメントを攪拌し、均一に乾かしていきます。
雨の日と日中で一番気温が上がる時間帯は、ビニールでパーチメントを覆い保護。
強い直射日光による急激な乾燥や、表面の部分のみ乾燥して水分値が不均一になるなどの乾燥ムラを防ぎます。
パーチメントの水分含有量が12.8%になった時点で、袋に詰めて倉庫で保管します。

そうして届けられたコーヒーは、瑞々しい柑橘系のアシディティが印象的な、素晴らしいカップでした。
柑橘系のシトリックな酸味は、ともするとシャープでキツいものになりがちですが、フルーティな甘さをしっかりと伴っているために、まるでスイートレモンのようなフレーバーとして感じられます。
その魅力を最大に引き出すために、THE COFFEESHOPでは珍しいくらいの浅煎りに仕上げています。

これぞルワンダのトップスペシャルティと言えるような、明るいシトラスフレーバーを、ぜひお楽しみください!

【CWS】ブンガCWS
【地域】西部県ニャビフ郡
【標高】1,650~2,100m
【品種】ブルボン
【生産処理】フリーウォッシュド

Nicaragua/Las Nubes Java(ニカラグア/ラス・ヌベス・ジャバ)

スペイン語で「雲」を意味する”Nubes”、その名が表す通り、雲に覆われる山頂と霧に包まれる美しい熱帯雨林の景色が名前の由来です。

このロットはニカラグア北部ヒノテガ県にあるイサベリア山脈の山麓に住む20の生産者のチェリーで構成されています。このイサベリア山脈は、スペシャルティコーヒー産地として著名なヒノテガ県・マタガルパ県の県境にまたがっている山脈です。

栽培エリアの高いところでは1,600mにも及ぶ標高、冷涼な気候と豊富な降雨量といった高品質なコーヒーを栽培する条件には恵まれています。

今回ご紹介する品種のジャバは、19世紀初頭にエチオピアからジャワ島へ導入され、その後コスタリカやニカラグアに伝播していった品種で、高いカップクオリティを誇ります。

精製は各農家のマイクロミルで果肉処理を行い、タンクで14~24時間のドライファーメンテーションを行います。その後水洗を行い、屋根付きのアフリカンベッドで天日乾燥させます。

ジャバ種は主にニカラグアを中心とした中米で栽培されている品種。その特徴は、細長い見た目と独特なスパイシーな風味です。
今回のロットでは、そこまでエキゾチックな雰囲気は強くありませんでしたが、明るいシトリックな酸とシナモンのような甘さのあるスパイシーさが印象的でした。

焙煎では、滑らかな質感と後引く甘さ、かつ明るい酸味をバランスよく引き出すことをイメージしました。
焼き方のアプローチや煎り止めのタイミングによって、いろいろな表情を見せるコーヒーでしたので、プロファイルを決めるには苦労しましたが、おかげで納得のいくポイントを見つけることができたと思います。
温度帯によってみせる表情が違う豆でもあるので、 ぜひゆっくりとお楽しみください!

【農園名】ラス・ヌベス
【地域】ヒノテガ県
【標高】1,400~1,600m
【品種】ジャバ
【生産処理】フリーウォッシュド

今年も発売!THE COFFEESHOP謹製コーヒーゼリー!

夏の定番、THE COFFEESHOPオリジナルのコーヒーゼリー”Cafepresso Jelly”を今年も発売いたしました!

美味しさはもちろん、パッケージにもとことんこだわっているので、サマーギフトにもぴったりな商品です!

コンセプトは”食べるスペシャルティコーヒー”。

カフェプレッソゼリーの材料は、専用に焙煎したスペシャルティコーヒーと寒天のみ。スペシャルティコーヒーの持つ豊かなフレーバーをフレンチプレスで余すところなく抽出し、天然素材の寒天で冷やし固めて作っています。
口の中でふわっと広がるコーヒーの香りは、寒天で作っているからこその特徴です。

コーヒーのフレーバーは、浅煎りと深煎り、個性の違う2種類をご用意。
それぞれ個性豊かなシングルオリジンを使用し、それに合わせた無添加のミルクソースもTHE COFFEESHOPオリジナルレシピで独自に開発しています。

Clear [LIGHT ROAST] × Milk Cream

エチオピア/コンガ・ウォッシュド(浅煎り)

ベルガモットティー、シトラスピール、ブラウンシュガーのような風味。
エチオピアらしい華やかな芳香が鼻を通り抜ける、爽やかなコーヒーです。

Rich [FRENCH ROAST] × Caramel Milk Cream

コロンビア/ラズ・ミラ・マサブエル(深煎り)

ハイカカオチョコレートやビターキャラメル、ほのかにシトラスのような風味。
しっかりと深煎りに焙煎することで、コーヒーらしい心地よい苦味やボディの厚みが生まれます。

コーヒーゼリーは、オンラインショップと店頭にて好評発売中!

Cafepresso Jelly(コーヒーゼリー)
https://os.thecoffeeshop.jp/fs/thecoffeeshop/00035

オンラインショップでご購入の場合は、完全受注生産となっておりますので、金曜日〜次週木曜日までにご注文いただいた分を、翌土曜日の発送にてお送りいたします。(受取日指定は不可。)

食べ終わったあとの瓶は、小物入れにしたり、調味料入れにしたり、様々な用途でお使いいただけるのも嬉しいポイントですね。
ご自分用に、夏のギフトに、ぜひお見逃しなく!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 7月27日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)

定期便のお届けが初月無料になる新生活応援キャンペーン開催中!お見逃しなく!
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