2022年6月8日発送のコーヒー定期便はエチオピアとブルンジ!BDS MAGAZINE vol.205

2022.06.08
SHERE

多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

6月8日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

ごあいさつ

こんにちは!

2022年6月8日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

今回お届けのコーヒー豆を焙煎した6月6日、東京では朝から雨風が強く吹き荒れていましたが、なんと梅雨入り宣言まで発表されてしまいました。

全国でも沖縄・奄美地方に続く3番目の早さで、関東地方が九州南部よりも早く梅雨入りしたのは実に17年ぶりだそうです。なんともせっかちな梅雨空ですね。

6月限定のマンスリーミックスは、そんな梅雨の合間に差す晴れ間をイメージしたブレンド。

雨ばかりで嫌になるかもしれませんが、美味しいコーヒーをお供に前向きにいきましょう!

それでは、BDS MAGAZINE 6月8日号、スタートです!

6月8日発送のコーヒー紹介

Ethiopia/Bensa Debela Natural(エチオピア/ベンサ・デベラ・ナチュラル)

SidamaはHarraそしてYirgacheffeと共に、3つの代表的なコーヒー生産地として並び称されています。そしてエチオピアにおいて最も品質の高いグレードG1やG2の生産地としても知られています。

Sidamaは地溝帯にあるLake Awasaの南、肥沃な高地に位置。平均的な標高は1,500-2,200mlと非常に高く、チェリーは時間をかけて成熟。より甘く、果実味も増していきます。

また非常に肥沃な大地と年間1,200〜2,000mmの降水量は、まさしく高品質なコーヒー生産に適した環境です。

収穫は、完全に熟しきったチェリーのみを手作業で摘み取ります。新鮮なチェリーのみを精製する為、生産者達は積んだチェリーを8時間以内に精製所へ持ち込みます。

その後、48時間直射日光の当たらない場所にて設置したアフリカンベットの上に薄く伸ばして乾燥させ、その後の48時間は2〜3層に積んで乾燥させます。

経験を積んだ女性達が丁寧に欠点豆を取り除き、水分値が11%になったところでグレインプロに入れ、綺麗な倉庫に保管。5週間生豆を落ち着かせた後、脱穀を施して出荷へと進みます。

一口目から明確に感じるのは、ベリー系の甘さを伴った酸味と、チョコレートのような甘さ、スムースな口当たり。 温度帯が下がるにつれフローラルな印象が顔を出し、紫色の上品な花を思い起こさせます。同時に洋酒のような印象も現れ、ブランデー入りのチョコレートのように感じました。シダマの高い標高と肥沃な土壌、それに生産者たちの丁寧な手仕事によって、この素晴らしくクリーンで奥深いナチュラルプロセスが生み出されているのだということを、改めて感じさせます。

ミルクとの相性も抜群ですので、エスプレッソマシンやエアロプレスをお持ちの方は、ぜひカフェラテでもお楽しみいただきたいコーヒーです。

【生産者】1,750人の小規模農家

【地域】デベラ、ベンサ、シダマ

【標高】1,800~2,150m

【品種】Heirloom Ethiopian varieties

【生産処理】ナチュラル

Burundi/Businde FW(ブルンジ/ブシンデ・FW)

アフリカ大陸東部に位置するブルンジは、まだまだスペシャルティコーヒーの世界でもそこまで知名度の高くない生産国です。

しかし、独特なジューシーさのあるカップから、THE COFFEESHOPでは毎年気に入って取り扱っており、中でも今回お届けのブシンデ・ウォッシングステーション(WS)は、安定したクオリティから定番のように取り寄せているロットです。

ブシンデWSの特徴のひとつは、紅茶を思わせるような上品な風味。今年は特に、アールグレイのような印象のフレーバーが明確に感じられました。

フレーバー、酸味、甘さのバランスが素晴らしく、そのどれもが上品な佇まいを感じさせ、どこか気品溢れる女性的なイメージをもつコーヒーに仕上がっていると思います。

ブシンデWSはブルンジ北部のカヤンザ市から12kmほどの距離に位置します。カヤンザはブルンジのコーヒー生産の中心地であり、高い標高の丘地が広がるエリアです。ブシンデWSの近辺にも丘地が広がっており、近くにはKinyangona川が流れています。

この丘地には8,000本以上のブルボン種の木が植えられており、近隣の約700名の農家がコーヒーチェリーのWSに持ち込んでいます。また、遠くに住んでいる農家が長い距離を歩かなくてもコーヒーチェリーを届けられるよう、道にはコーヒーチェリーの収集所を設置しています。

WSには常勤のスタッフが8名おり、収穫期には140名のスタッフが働いています。ブルンジの天候サイクルを踏まえ、気温の高い収穫期前半と収穫期後半はナチュラルを多く精製し、収穫の中盤および天候が安定しない時期にウォッシュドの精製を多く行なっています。

WSの運営面では、ドライング・ハンドソーティングといった各領域での責任者を明確にし、工程ごとのルールを明示することで、WS全体の管理レベル向上を目指しています。

さらには、選抜した農家に優先して教育を施し、彼らにコーヒーチェリーの代金に加えてインセンティブを支払うことで、リスペクトされる環境を作っています。こうしたトップファーマーを引き上げる取り組みをすることで、地域全体の農家レベルのボトムアップを図っています。

また、カヤンザ周辺の農家に肥料を配布するなど、コミュニティへのサポートを行い、地域農家との協働に努めています。

【生産者】約700名の小規模農家

【精製所】ブシンデ・ウォッシングステーション

【地域】カヤンザ

【標高】1,650~1,800m

【品種】ブルボン

【生産処理】フリーウォッシュド

欠点豆・ポテトフレーバーとは?

みなさんは”ポテトフレーバー”と呼ばれるコーヒーの欠点をご存知でしょうか?

過去にこのBDSマガジンでお話したこともあるので、長く利用してくださっている方には見覚えのある言葉かもしれませんね。

”ポテトフレーバー”とは、ブルンジやルワンダなど東アフリカに見られる欠点豆で、その名の通り、生のジャガイモのような青臭く渋い風味がある豆を指します。

1杯のコーヒーを淹れるときに1粒でもポテトフレーバーを持つコーヒーが混入すると、挽いた瞬間に青臭い匂いをはなち、とてもじゃなく美味しいコーヒーとは言い難いものになってしまいます。

この欠点豆の最もやっかいな点は、生豆や焙煎豆の段階で、見た目での判別が非常に難しいということです。そのため生産国やロースターでのハンドピックでは選り分けることができず、いざ挽いてみたときに初めてポテトフレーバーだとわかる、ということになります。

ポテトフレーバーが発生する原因は、アンテスティア(Antestia bugs)というカメムシの一種だと考えられています。この虫がコーヒーの実から果汁を吸う際、果実内に細菌が侵入して異常発酵を起こし、メトキシピラジンという物質を生成してしまうそう。

コーヒーに関する虫害はさまざまな種類が報告されていますが、ポテト臭はその代表的なものの一つと言えるでしょう。

今回BDSシングルプランでお届けしているブルンジのコーヒーにも、時折ポテトフレーバーが出ることがあります。極力取り除くように努力して作業していますが、万が一ポテトフレーバーが出た場合には新しい豆と交換させていただきますので、捨てずにご一報くださいませ。

ブルンジやルワンダのコーヒーは、たまにポテトフレーバーが出てしまう点を除けば、フルーティで明るい風味をもつものがたくさんあり、ぜひ味わっていただきたいコーヒーです。ポテトの可能性があるからといって敬遠せず、その素晴らしい風味をぜひ楽しんでいただければと思います!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 6月22日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。

THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

(※プランによって異なります。)

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