4月27日発送のコーヒー定期便はルワンダとコスタリカ!BDS MAGAZINE vol.202

2022.04.27


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

4月27日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

4月28日(木) 19:00〜 Instagram、YouTubeライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

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今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなども企画中。
配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!

ごあいさつ

こんにちは!
2022年4月27日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

4月に入り、ようやく暖かくなってきたと思ったら、今度は25℃越えの日が続き、いよいよ春が短くなってきましたね。
毎年この季節には花粉症に苦しめられてきましたが、今年から鼻うがいを朝晩するようになり、これだけでこんなに楽になるのか!というくらい症状を抑えられています。
花粉にお悩みの方、本当におすすめです。コーヒーも通った鼻で飲んだ方が、絶対に美味しいですからね!

それでは、BDS MAGAZINE4月27日号、スタートです!

4月27日発送のコーヒー紹介

Rwanda/Mbilima 1904(ルワンダ/ミビリマ・1904)

今回お届けのルワンダ/ミビリマは、北部ガケンケ地区に位置するデュクンデカワ・ムササ協同組合に属するウォッシングステーションです。

デュクンデカワ・ムササ共同組合は2000年に創立、約300名の農民により生産が始まり、そのうち約20%を女性が占めます。組合には3基のウォッシングステーションがあり、ミビリマはそのうちの一つで、ミビリマ・セルにあります(セルとはルワンダ国内の行政単位のひとつ。村や集落のような1,000人程度の規模の地域を指します)。

ミビリマ・ウォッシングステーションは2007年に稼働開始。616の小規模農家から運ばれたチェリーよりコーヒー豆を精製しています。72ヘクタールの土地で生産されるチェリーは、オーガニック国際認証を複数受けています。
周囲の農園の標高は約1,800〜2,100m、ウォッシングステーションは約2,200mと非常に高い標高を誇り、豆の選別はアフリカンテーブルの上で実施、パーチメントは約24日間、天日で干されます。

ミビリマのあるムササ地区は、かつてのMibambwe国王の住居跡にあり、毎年一度農民は次のシーズンに備え、国王にコーヒーの種を捧げます。それにより人々はかつての王国の力と勇気を与えられると信じられています。
国王は遠い昔に去りましたが、ムササ地区の農民はデュクンデカワ協同組合としてムササ地区に集まり、情熱をもって最高のコーヒー豆の生産を目指し続けてきています。

また、デュクンデカワ協同組合は組合員の高度な生活水準を確保し、経済面、環境面でもサステイナブルなコーヒー産業を実現。
2005年にフェアートレード認証取得以来、2010年にはルワンダCOEで第2位を受賞。2018年COEにおいても2個のロットが入賞を果たすなど、安定した高いクオリティを誇っています。
ブルボンコーヒーの最高品質を提供するために、農家はチェリーの生産に最善の配慮をし、CWSでは手選別、洗浄、発酵、グレード分け、選別、乾燥、各工程において最高の作業・品質管理を行っています。

ミビリマCWSの特徴の一つは、収穫された日にちごとのロット分け。オリジン名の『1904』は、4月19日に収穫されたもの、という意味です。収穫された日ごとに細かくロット分けできるほど厳格な管理体制は、安定した高品質の何よりの理由でしょう。
その味わいは、『シトラスボム』とでも名付けられるような明確なシトラスフルーツの風味。特に温度が高いときには、レモンやオレンジ、グレープフルーツなど、様々な柑橘系のイメージを持ちます。
温度が下がってくるにつれて、果実味はアップルやアプリコットのような表情に変わり、ナッツやキャラメルのような甘さも現れてきます。

例年通り、素晴らしい仕上がりとなっているミビリマCWSのコーヒー。
日中暑い日には冷たいアイスコーヒーにするのもおすすめです!

【生産者】デュクンデカワ・ムササ協同組合
【CWS】ミビリマCWS
【地域】ガケンケ地区ミビリマ
【標高】1,800~2,100m
【品種】ブルボン
【生産処理】フリーウォッシュド

Costa Rica/Helsar Nancy(コスタリカ/エルサル・ナンシー)

コスタリカ・ウェストバレーに位置するぺディサ農園では、完熟した赤いコーヒーの実を摘み取ったのち、最新の精選機械を使い、ビニールハウスの中で乾燥させる方法を取っています。
乾燥時の雨や露による品質劣化を防ぐためで、およそ一週間かけてゆっくりと天日乾燥。これはコスタリカでも先駆的で珍しいやり方です。

2009年からは、ドライミル(脱殻設備)も備え、栽培から水洗処理、袋詰め、輸出まで一貫した生産が行われております。 ウェストバレーでも最も高い位置にあるこの土地の厳しい気候は、硬く引き締まったコーヒーを生み出し、品評会等でも高く評価されるコーヒー豆が生産されています。

温度が高いときから冷めるまで、一貫して続くのはお花のようなフローラルな風味。それが口の中で舌を包みこむように広がる質感と相まって、甘い花の蜜のようなフレーバーとして感じます。
コーヒーの味わいの表現としてよく使われるフレーバーという言葉ですが、それには味覚(味)と嗅覚(香り)だけではなく、触覚(質感、舌触り)も大きく関係しているのだということがよくわかりますね。

アシディティは標高の高いウエストバレーらくしシトラスのような明るい酸質。甘さを伴った酸味はオレンジのような印象を受けます。
さらにはチョコレートのような甘さ、ヘーゼルナッツのような味わいも加わって、それらが素晴らしいバランスで共存した、素晴らしいクオリティの一杯に仕上がっていると思います。

ぜひゆっくりとお楽しみください!

【農園】ペティサ農園
【マイクロミル】ミラ・モンテス・ミル
【生産者】マイグアアリダ・モラレス、ナンシー・モラレス
【地域】ウエストバレー
【標高】1,650m
【品種】カトゥーラ
【生産処理】イエローハニー

アバカフィルター、アバカ+フィルターの取り扱いスタート!

先日、THE COFFEESHOPのオンラインショップ・店頭にて、『アバカ 円すいコーヒーフィルター』、『アバカ+ 円すいコーヒーフィルター』の取り扱いをスタートいたしました!


アバカ 円すいコーヒーフィルター


アバカ+ 円すいコーヒーフィルター

アバカフィルターシリーズは、ペーパーフィルターの製造に定評のある日本のメーカー三洋産業のブランド、CAFECが開発した円すい型のペーパーフィルター。

以前よりTHE COFFEESHOPでも焙煎度別ペーパーフィルターを取り扱いさせていただいておりました。


浅煎り用ペーパーフィルター


中深煎り用ペーパーフィルター


深煎り用ペーパーフィルター

アバカフィルターは、CAFECを代表する商品としてプロのバリスタを始め多くのコーヒー好きに支持されています。

素材に使用されている”アバカ”とは、マニラ麻という植物から取れる繊維のこと。通気性・浸透性に優れ、お湯の抜けの良い素材であると同時に、通常の木材を使った紙のフィルターよりも環境負荷が少ないとされていて、FSC認証という森林認証も取得しています。

通常の『アバカ 円すいコーヒーフィルター』はお湯の抜けがよく、バランスの良い抽出ができるのが特徴。ペーパーフィルター独特の紙の匂いも少なく、円すい型ドリッパー用のニュースタンダードとしてご使用いただけると思います。

対して『アバカ+ 円すいコーヒーフィルター』は、さらにお湯の抜けが早くなるように作られています。その分、注ぎ方を変えることで仕上がりを調整することができるため、より上級者向け・プロ仕様の商品と言えますね。

同じ注ぎのレシピでもフィルターを変えると味わいが大きく違ってきますので、試しながらお好みを探ってみるのも楽しいかもしれません。

どちらも円すい型のドリッパーであれば、CAFEC製のフラワードリッパーはもちろん、HARIO V60にもご使用いただけます。HARIO製のフィルターとの比較も楽しいと思います!

CAFECのフィルターシリーズはTHE COFFEESHOPオンラインショップ・店頭にて好評発売中です。毎月のBDSお支払いで溜まったポイントもご利用いただけますので、ぜひチェックしてみてください!

オンラインショップはこちら → ONLINE SHOP

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 5月11日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)

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