11月24日発送のコーヒー定期便はボリビアとホンジュラス!BDS MAGAZINE vol.192

2021.11.24


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

11月24日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

11月26日(金) 19:00〜 Instagram、YouTubeライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

Instagram ライブ配信
YouTube ライブ配信

今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなども企画中。
配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!
※配信後はアーカイブでご覧いただけます。

ごあいさつ

こんにちは!
2021年11月24日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

11月も残り僅か、クリスマスや年末年始に向けた新商品の準備をしていると、今年も終わりに近づいていることを実感します。

毎年この時期になると1ヶ月があっという間に過ぎていきますが、体調管理を第一に、美味しいコーヒーで休みを入れながら乗り切っていきましょう!

それでは、BDS MAGAZINE11月24日号、スタートです!

11月24日発送のコーヒー紹介

Bolivia/Alberto Poma(ボリビア/アルベルト・ポマ)

カラナビ地方ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属するアルベルト・ポマ氏は、1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。
コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。

栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。
近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。
ボリビアのコーヒーはまだまだ生産が少なく、量も種類も決して多くは流通していませんが、確かなポテンシャルの高さから年々注目度が高まっている生産地です。

今回のコーヒーもクリーンながら実にコンプレックスで、ボリビアという国の可能性を非常に感じるカップでした。
温度が高いときには、プーアル茶のようなティーライク、シナモンを代表するようなブラウンスパイスの風味、レモンのような柑橘の印象がありました。
温度が下がってくると次第にジャスミンのようなフローラルさが現れ、チョコレートやブラウンシュガーのようなこっくりとした甘さも出てきます。
質感は滑らかでシルキー、そのめくるめくフレーバーは優れたクリーンカップによって実現しています。

小規模生産ながら、丁寧な仕事と豊かな自然が生み出す素晴らしいコーヒーで注目度が高まるボリビアのコーヒー。ぜひお楽しみください!

【生産者】アルベルト・ポマ
【農園】カフェ・アルベルト・ポマ
【地域】カラナビ
【標高】1,700m
【品種】カトゥアイ
【生産処理】フリーウォッシュド

Honduras/Montecillos(ホンジュラス/モンテシージョス)

近年スペシャルティコーヒーの品質が飛躍的に向上してきているホンジュラス。
中でもインティブカ県のポッソネグロは注目のマイクロオリジンで、上質なテロワールを擁し、国内・国際品評会で毎年上位に名を連ねています。
そんなエリアにあるモンテシージョス農園は3代続く家族経営の農園で、現当主ウィルメル氏も家計を助ける為に幼い頃から働いてきました。

苗床から苗木を移す等簡単な作業から始め、長年経験を重ねた結果、自ら農園管理が出来るまでになりました。
0.2haの僅かな土地から始め、資金を貯めながら土地を拡張していった結果、今日では8haで栽培出来るまでになっています。
規模が大きくない為、木一本一本に注意を払う事が出来、その結果安定したカップクオリティを実現・提供出来ています。

今回のカップは一言でいうと「毎日飲みたい安心感のあるコーヒー」。
チョコレートやキャラメル、ナッツのような甘さがあり、クリーンでどんなときでも飲みたくなるような素晴らしいバランスです。
コーヒーは毎日の暮らしに寄り添うもの。派手でユニークなフレーバーこそないものの、こうした安心できる味わいというものが、ある意味コーヒーにおいて一番大切なのでは、と思わせてくれました。

本格的な年末シーズンを前になにかと慌ただしくなってきた方も多いはず。
ホンジュラス/モンテシージョスを飲んで、忙しいなかでも一息いれる時間を作ってくださいね。

【農園】モンテシージョス農園
【生産者】ウィルメル・グラウ
【地域】インティブカ県ポッソネグロ
【標高】1,700m
【品種】ブルボン/カトゥアイ
【生産処理】ウォッシュド

SCAJ2021に行ってきました!

先週11月17日〜19日、東京ビッグサイトで開催されたSCAJ2021に行ってきました!

SCAJとは、一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会が主催するスペシャルティコーヒーの展示会。
アジア最大級のコーヒーのお祭りで、昨年の新型コロナの影響による中止を経て2年ぶりの開催となった、世界中からコーヒー関係者やファンが集い、コーヒー業界の最先端な情報が集結する一大イベントです。
今年は”Connecting to a Sustainable Future”=コーヒー業界の「持続可能な未来」を考える、というテーマのもと、さまざまなブースが揃っていました。

今年も例年通り、生産国や輸入商社ごとのブースを始め、エスプレッソマシンの展示や実演、コーヒー抽出器具のブースなどが立ち並んでいたのですが、特に印象的だったのはCoffee Villageというエリア。
ここには全国のマイクロロースターや個性的なお店がちいさなブースで出店できるエリアなのですが、常にお客さんがいっぱいで、非常に活気溢れる様子でした。
何人か知り合いもいたので話を聞いたところ、やはりひっきりなしにお客さんが来て、「前から気になっていたんです!」という方がいらしたり、新規の取引先が決まったりしたそう。
実に楽しそうで、出店費用も抑えめで出れるそうなので、来年以降THE COFFEESHOPでも出てみたいと思いました。

また、今回は時間が合わず出席できませんでしたが、セミナースペースで行われていたセミナーも魅力的な内容揃い。
特に、今年は「持続的な未来」がテーマということで、産地の環境問題や、コーヒー業界のジェンダーギャップがテーマのセミナーが多く開かれていました。
これまでSCAJというと、最新のコーヒー器具や生産処理などが特にフューチャーされていた印象でしたが、これからはいかにサステイナブルな産業として発展していくべきか、についてもっと取り上げられるべきだと思います。
そういう意味では、セミナーの内容こそ展示会のテーマに沿っていたものの、各ブースではそれほどテーマを反映できていなかったようにも思えます。
コーヒーが持続可能な産業であるために、もう少し一体感のある展示会になれば、さらに良い方向に進むのでは、と感じました。

今回のSCAJ、新型コロナの影響でほんの数ヶ月前までは本当に開催できるのか怪しい状況でしたが、蓋を開けてみると多くの人が来場し、熱気あふれる素晴らしい会となりました。
こういうご時世もあって、久しぶりの人と会えて話したり、一緒にコーヒーを飲めたりできたことが、ほんとうに嬉しかったです。
同じ理念のもとに、多くの仲間たちが集まるSCAJ、コーヒーが好きな方なら絶対に楽しめるイベントです。
一般の方も参加できますので、興味のある方はぜひ行ってみてくださいね!

また、今回のSCAJはプレス登録をして動画の撮影もしてきました。
後日、YouTubeにて公開いたしますので、そちらもぜひお楽しみに!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 12月8日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)

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