8月25日発送のコーヒー定期便はペルーCOEとホンジュラス!BDS MAGAZINE vol.186

2021.08.25


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験を毎月お届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

8月25日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

8月25日発送のコーヒー定期便はペルーCOEとホンジュラス!BDS MAGAZINE vol.186

8月28日(土) 10:00〜 Instagram、YouTubeライブ配信で、お送りしたコーヒーについてご紹介します!

Instagram ライブ配信

YouTube ライブ配信

今回お届けのコーヒー豆の詳細、おすすめの抽出方法や、フードペアリングなども企画中。
配信はどなたでもご覧いただけます。ぜひチェックしてくださいね!
※配信後はアーカイブでご覧いただけます。

ごあいさつ

こんにちは!
2021年8月25日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

先日、実家のある埼玉県から名産の梨が送られてきました。
毎年この時期になると届くのですが、今年は特に大ぶりで甘く、あっという間に食べきってしまいました。
梨が出回り始めると夏の終わりが始まったような気がして、嬉しさ半分、寂しさ半分といった気持ちです。
とはいえまだまだ残暑が続きますので、引き続き暑さ対策をしっかりして来るべき食欲の秋に備えましょう!

それでは、BDS MAGAZINE8月25日号、スタートです!

8月25日発送のコーヒー紹介

Peru/COE2020 #19 El Encanto(ペルー/COE2020 #19 エル・エンカント)

今回お届けのペルーのコーヒーは、COE(Cup of Excellence)2020において見事19位入賞を果たしたオークションロットです。
ペルーのCOEは、他の中南米諸国と比べてまだまだ注目度も低く、オークション価格もそれほど高騰することはありませんが、年々確実にクオリティが上がっていることは間違いありません。

ペルーという生産国は、地理的に非常におおきな起伏に富んだ地形と、そのほとんどが小規模生産者で農園が営まれているという点から、実にユニークなマイクロロットが数多く見つかってきている場所です。
今回のロットも、グリーンアップルを思わせる爽やかなアシディティの先に、クローブやキャラメルのような甘く濃厚な香りがある、非常に個性的なコーヒーです。
そのユニークな風味特性を活かすため、1ハゼから60秒以内という浅煎りで仕上げ、際立つ個性をそのまま引き出すような焙煎を心がけました。

今回のロットを届けてくれたのは南北に長い形をしているペルー国土のほぼ中心に位置するフニン州サティポ県、エル・エンカント農園。
農園名にもなっているENCANTOとは、スペイン語で「魅力的」という意味です。
自然豊かな景観で、目にした瞬間にその魅力に惹きつけられるとして、このような名前が付けられました。

ここは標高1,630mの場所に位置し、1.5ヘクタールの総面積を持っています。
この土地は生産者であるヴァージリオの妻の家族が2013年に残してくれました。 この農園ではカトゥーラとブルボンを主に栽培しています。

コーヒーを大切に育て品質を向上させることは収入を上げることに繋がり、生活の質を上げる事にも繋がります。
ヴァージリオ氏は7年前からあまり知識のないコーヒーを植え始めましたが、継続的な学習の大切さ、植物を世話する難しさを学びました。 地道な努力を続けた結果、今ではCOE入賞を果たすまでになり、今後も素晴らしいコーヒーを作り続けてくれることを期待できる農園です。

【生産者】ヴァージリオ・ディグノ氏
【農園】エル・エンカント
【地域】サティポ県フニン州
【標高】1,630m
【品種】カトゥーラ、ブルボン
【生産処理】ウォッシュド

Honduras/El Roble Natural(ホンジュラス/エル・ロブレ・ナチュラル)

ホンジュラス中部、コマヤグア県とラパス県との県境に位置するエル・ロブレ農園。
標高1,500〜1,700mと標高の高いエリアで、北東の谷あいからカリブ海系の暖気が吹き、山からの冷気が重なる土地で、比較的雨量も多く寒暖のバランスに優れた微気候を有しています。

エル・ロブレ農園では、夜間は15℃まで冷え込み、標高以上に寒暖差のある土地なのが特徴です。
また、肥沃な土壌で砂状の石灰質土壌と粘土質な土壌が混ざり、根張が良く保水性と水はけの良さがバランスよく両立しています。

農園は、ロサ・ディマス氏の父の代から50年以上の歴史を持ちます。
先代が生産を始めたばかりの頃は設備もなく、木の棒で果肉除去をし、自然の岩の上をパティオにして乾燥させ、地元の市へ売りに行くという処からスタートしました。

2010年ごろからスペシャルティコーヒーの生産へシフトし、2012年にはCOEを初めて受賞。
2019年には同農園のハニープロセスが19位入賞を果たし、THE COFFEESHOPでも取り扱いました。
2009年まで1Haだった農地も、この10年余りで10Haまで拡張し、現在は、ロブレ農園とロブラル農園の隣接する2区画で管理しています。

Honduras/CUCURUCHO Anaerobic

近年では貯水槽を作り、泥の混ざらない綺麗な水で生産処理を行えるようになりました。
また、発酵槽も木の発酵槽からコンクリートへ変更、品質向上に向けて衛生面も強化してきました。
また、肥料も5月7月9月に既製の肥料を3回。
そしてそのほか、カルシウム+鶏糞+牛糞+パルプで作った自家製の弱酸性肥料を8月に撒き、コストを掛けて土壌の維持保全に努めています。 この他にも、ビニルハウスのアフリカンベッドやナチュラル専用のパティオの設置など、毎年投資を行って品質のアップデートを絶えず行っています。

スペシャルティコーヒーの市場のおかげで、家族の生活の向上ができたことが一番の幸せだと言うロサ・ディマス氏。
彼の手で丹念に作られた素晴らしいコーヒーを是非堪能ください!

【生産者】ロサ・ディマス・フネス・マシアス
【農園】エル・ロブレ
【地域】ラ・ペニータ セバスチャン市 コマヤグア県
【品種】カトゥーラ、カトゥアイ、パカス
【生産処理】ナチュラル

新進気鋭のコーヒーツールメーカー”TIMEMORE”

みなさんは”TIMEMORE”というコーヒーツールメーカーをご存知でしょうか?
新しいガジェット好きの方ならば「当然知ってるよ!」と仰るかもしれませんね。

TIMEMOREは価格と品質に優れたコーヒー器具をいくつも発売しているメーカーとして、ここ数年で飛躍的に知名度を増してきている会社です。
今月に入って、THE COFFEESHOPでもいくつかTIMEMORE製品の取り扱いを開始いたしましたので、今回は一体どんなメーカーなのか、ご紹介していきたいと思います!

”TIMEMOREは、コーヒー器具を中心としたオリジナルデザインのブランドです。
「プロフェッショナル+美学」をデザインコンセプトに価値のあるコーヒー器具を作ります。 人々に自らデザインしたスローライフを楽しんでもらうことを旨とします。”
(TIMEMORE JAPAN公式サイトより)

TIMEMOREは2012年、数人のコーヒー愛好家たちによって中国で設立されました。
当初はコーヒー用のケトルのデザインから始まり、現在ではハンドミルやスケール、サーバー、ドリッパーなども手がけています。

僕が最初にTIMEMOREを知ったのは3年ほど前、「中国産のハンドミルで品質が良いのがあるらしい」という噂を耳にしたときでした。
当時はまだ日本の代理店がなく(多分)、『栗子NANO』という商品の輸入品をAmazonで試しに購入してみたところ、デザインの格好良さと挽き目の正確さに驚いたのを覚えています。

TIMEMOREが優秀なのは、商品価格と品質のバランスが素晴らしい点だと思います。
特に手挽きミル業界では、数社からハイエンドモデルの製品が発売されていますが、どれも2万円以上、なかには5万円以上するものもあり、競技会に出場するようなプロか、一部の熱心なコーヒーファンしか手の届かない世界でした。

そんななか、TIMEMOREのハンドミルは、数千円〜1万円代でプロが納得できるようなクオリティに仕上がっていて、より手が届きやすい価格で自宅でのコーヒーの味を安定させることができます。
もちろん、最高級品のハンドミルと比べると劣る部分もあるのですが、普段使いで持っておくには充分なグラインドクオリティだと思います。
日常的にコーヒーを飲む方で、自分でコーヒー豆を挽き始めたいという方には、安価なミルを買うくらいならもう少し予算を広げてTIMEMOREのハンドミルを買うことをオススメします。

今回、THE COFFEESHOPではそんなTIMEMOREのハンドミルのなかから、エントリーモデルの”C2”を取り扱いスタートしました。

手挽きミル/TIMEMORE C2
手挽きミル/TIMEMORE C2
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TIMEMOREのハンドミルのなかでももっともお買い求めやすいC2ですが、挽き目の正確さはかなり優秀なレベル。
自分で豆を挽いて飲むという方にとって、均一な粒度で挽くことは毎日のコーヒーの美味しさをレベルアップするのに大切な要素です。
お値段は税込7,150円、後日詳しい紹介動画も公開予定ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

それと、今回ハンドミルだけではなくコーヒー用のスケール”BLACK MIRROR basic+”も入荷しています。

コーヒースケール/TIMEMORE BLACK MIRROR basic+コーヒースケール/TIMEMORE BLACK MIRROR basic+
ご購入はこちら ≫

注ぎの湯量と抽出時間が同時にはかれるコーヒー用スケールは、毎日のドリップを安定させるのにもってこいなアイテム。
こちらも、スケールをお探しの方にはかなりオススメしたいグッズですので、THE COFFEESHOPのオンラインストアにてぜひご覧ください!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 9月8日(水)予定

毎月1〜2回(※)お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けする、コーヒー豆の定期便。
THE COFFEESHOPが直接ホンジュラスで買い付けた、日本初上陸のコーヒー豆など、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪
(※プランによって異なります。)

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