11月11日発送のコーヒーについてお知らせ!BDS MAGAZINE vol.167(コーヒー定期便)

2020.11.11


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

11月11日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

目次

  • ごあいさつ
  • 11月11日発送のコーヒー紹介
  • 11月限定ミックスは豪華なアニバーサリー仕様!
  • 次回発送予定

ごあいさつ

こんにちは!
11月11日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

先週末に行われました富ヶ谷ROAST WORKSの7周年イベント、おかげさまでたくさんのお客様にご来店いただき、ありがとうございました!

今週からはONLINE SHOPでも周年イベントとして送料無料キャンペーンを実施中!
コーヒー豆の補充はもちろん、グッズのお買い上げでも送料無料でお届けしますので、ぜひこの機会にお買い求めくださいね!

それでは、BDS MAGAZINE 11月11日号、スタートです!

11月11日発送のコーヒー紹介

Honduras/El Roblar Honey

まずご紹介するのは、THE COFFEESHOPが生産地から直接買い付けを行ったホンジュラスシリーズの第一弾です!

エル・ロブラル農園は、農園主のロサ・ディマスの父の代から約50年に渡ってコーヒーを生産し、氏は25年前から本格的にコーヒーの生産に従事してきました。
先代が生産を始めたばかりの頃は設備もなく、木の棒で果肉除去をし、自然の岩の上をパティオにして乾燥させ、地元の市場へ売りに行くというところからスタートしました。
今では農園の技術や設備も整い、収穫量も徐々に増え、ティピカ、カトゥーラ、パカスなど様々な品種も栽培しています。
また、コーヒー以外にもマンゴーや桃、グアバ、レモン、アボカドなど様々なフルーツを育てています。

そうした側面もありエル・ロブラルは、農園のケアを第一に考えています。
施肥、剪定、シェードの調節には特に気を遣うことで、毎年熟度の高いチェリーが収穫できるように保全しています。
また、こうして育てられたチェリーがカップクオリティの高いコーヒーになるために、生産処理において使用する全ての機械・器具は清潔に保つことにもこだわっています。

現在、農園ではフゥネスファミリーの他、6名が働き、チームとして高品質なコーヒーの栽培を行っています。
そして、収穫期にはそれぞれの家族総出で総勢20〜30名によるピッキング、生産処理が行われます。
ロサ・ディマス氏は、自分の一族だけでなく、6家族全てが、このコーヒーによる恩恵を受けれるよう、今後も高いカップクオリティのコーヒーを生産していきたいと語っています。

今回、このエル・ロブラル農園への買い付けは、THE COFFEESHOPスタッフが直接農園へ赴いて選んできたロットです。
普段、画面の向こうにある生産国ですが、現地の空気を吸い、同じものを食べ、直にお話を伺いすることで、この素晴らしいコーヒーがどんな思いで作られたのかを、深く実感することができました。
彼らの思いを日本の皆様へお届けできることに大きな責任と喜びを感じています。

マガジンページでは、たくさんの写真とともに農園の様子をご紹介していますので、コーヒーを飲みながら、ぜひ一緒にご覧ください!

【生産者】ロサ・ディマス・フゥネス・マシャス
【農園】エル・ロブラル農園
【地域】コマヤグア、サンセバスチャン
【標高】1,600m
【品種】カトゥアイ、カトゥーラ
【生産処理】ハニープロセス

Nicaragua/El Suyatal

続いては中米ニカラグアより、複雑な甘さの変化が楽しめるコーヒーをご紹介!

生産者であるルイス・エミリオ・バジャダレスは、1997年ニカラグア北部ヌエバ・セゴビアでエル・スヤタル農園でのコーヒー栽培を始めました。
標高が高く、環境の良いエル・スヤタル農園では、品質が良く、味・香りともに素晴らしいコーヒーチェリーが育ちます。
収穫したチェリーは、エミリオが所有するブエノスアイレスグループと同じドライミルで丁寧に乾燥され、カッピングなどの品質チェックも行われます。

エル・スヤタル農園は、栽培が始まってからわずか10年足らずでCOEを見事受賞しました。
ひとえに農園技師であるエミリオの知識と経験の賜物であり、彼の情熱が詰まった至極のコーヒーです。

このコーヒーを取り扱うに至った決め手は、なによりもスイートネスに優れていた点です。
通常、仕入れる豆を決めるサンプルカッピングでは、商品として販売するものよりも、かなり浅い焙煎度合いで品質チェックを行います。
このロットは、そんな極めて浅い焙煎度合いであっても、長引くクリーンな甘さが際立っていました。
『このコーヒーをTHE COFFEESHOPの焙煎で仕上げたらどんな複雑な甘さがでるだろう?』
サンプルカッピングの場で、そう思ったのを覚えています。

実際に焼きあがったコーヒーは、僕の想像通りとても複雑で奥行きのある甘さを生んでくれました。
温度の高いときには、まるでキャンディのような明るい甘さを感じ、温度が下がるに従ってシュガー系の甘さ、さらにはキャラメルのような甘さへと変化していきます。
“上質なコーヒーは甘い”というスペシャルティコーヒーの基本に立ち返らせてくれる様なコーヒーです。
ぜひゆっくりと時間をかけてお楽しみください!

【農園名】エル・スヤタル
【農園主】ルイス・エミリオ・バジャダレス
【地域】ディピルト・ヌエバ・セゴビア
【標高】1,300m〜1,600m
【品種】カトゥーラ
【生産処理】ウォッシュド

11月限定ミックスは豪華なアニバーサリー仕様!

前回のBDSマガジンなどでもお伝えしていた通り、先日11月8日にTHE COFFEESHOPの焙煎所、ROAST WORKSは7周年を迎えました。
そんなわけで、11月はアニバーサリー月間としていろいろな催しを企画しているわけですが、月替わりで販売しているマンスリーミックスもスペシャルな内容になっています!

11月のマンスリーミックス”November Mix”のベースに使っているのは、なんとグアテマラのCOE入賞ロット、”Guatemala COE2019 #17/Las Rosas Geisha“。

2019年にグアテマラ国内で生産されたコーヒーのうち、17番目に評価の高かったロットです。
17番目というと大したこと無さそうに聞こえるかもしれませんが、グアテマラという国はスペシャルティコーヒーの世界を代表する超名産国。
国内の生産地を8つのエリアに分類できるほど多様性に富んだコーヒーが栽培されており、グアテマラのCOEは入賞するだけでもかなりの偉業なのです。

ちなみに、世界的に人気のあるグアテマラだけに、COE入賞ロットがかけられるインターネットオークションも年々落札価格の高騰が進んでいます。
なんとか17位のロットを落札できましたが、それでも普段THE COFFEESHOPで取り扱っている豆の倍以上の金額となりました。

そんな特別なロットをメインに使った今回のNovember Mix。
明るくフルーティな酸質ながら、酸の鋭さというよりも、甘さが引き立つようなアシディティがあります。
また、すっきりとした紅茶のような風味も相まって、”オレンジティー”というカップコメントをつけています。

今回お届けのBDSでは、アニバーサリーのちょっとしたお祝いとしてこのNovember Mixのドリップバッグを1つ同梱しています!
ささやかではありますが、日頃の感謝の気持ちとしてぜひお召し上がりいただければと思います。

ご感想をSNSに投稿していただける際は、 #thecoffeeshop_jp のハッシュタグを付けていただけると嬉しいです。

November Mixは、ONLINE HOPでも販売中ですので、気に入ってくれた方はぜひお買い求めください!
November Mixのご購入はこちらから »

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 11月25日(水)予定

毎月2回お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けするコーヒー豆の定期便。
店舗で販売していない豆もお届けするので、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪

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