8月26日発送のコーヒーについてお知らせ!BDS MAGAZINE vol.162(コーヒー定期便)

2020.08.27


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

8月26日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

THE COFFEESHOP コーヒー定期便 サブスクリプションvol162

目次

  • ごあいさつ
  • 8月26日発送のコーヒー紹介
  • コーヒーの世界を伝えるインディペンデント誌”Standart”
  • 次回発送予定

ごあいさつ

こんにちは!
8月26日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

本日8月26日、うれしいお知らせが届きました!

今年の初めごろ、ホンジュラスにて買い付けを行ったコーヒーが本日入港したとのこと!
待ちに待った到着に、いまから焙煎するのがとても楽しみです!

ここから税関手続きなどを経て、僕らの手元に届くのが9月中。
みなさまへご紹介できるのは10月ごろを予定しております。
どうぞ期待してお待ちください!

それでは、BDS MAGAZINE 8月26日号、スタートです!

8月26日発送のコーヒー紹介

Nicaragua/Buena Esperanza Pacamara

まずは、中米ニカラグアより、人気のパカマラ種をご紹介します!

ブエナ・エスペランサ農園は、ニカラグア中部、マタガルパ地域に位置しています。
イサベリア、ダーレンという2つの山脈が連なり、自然豊かな景観から観光産業も盛んな地域。
同時に、恵まれた標高から良質なコーヒーの生産地としても知られています。

1960年代、アメリカ人が材木加工を同地で行っていましたが、1970年代前半からはコーヒー栽培に転換されました。

1980年代までは情勢不安を背景にコーヒー農家も不遇の時代を過ごしましたが、1990年代になるとブエナ・エスペランサ農園は安定した収入を得られるようになりました。

そして、2013年11月にアグリコラ・ラファンセ社が同農園を買収したのを皮切りに、品質にこだわったスペシャルティコーヒーを生産するようになりました。

彼らは、最初の3年間で毎年50万本の苗木を植樹した一方で、農地面積の50%は環境保全を目的として手を加えず、自然林として維持してきました。
また、持続可能性の追求を目的に地域コミュニティーを統合し、多くの人々が恩恵を得られるような仕組みを作りました。

アグリコラ・ラファンセ社では、受粉プロセス、ブリックス測定による糖度管理、各プロセス間の輸送時間短縮(収穫ーウエットミルードライミル)など、細部にまでこだわって品質向上に取り組んでいます。
また、EDUCAFEというプログラムを通して、コーヒー生産者へ栽培のノウハウや海外マーケット情報を共有しています。

今回お届けのロットは大粒品種のパカマラ種。
とろみのある口当たりが印象的で、ホットでもアイスでもその独特な質感を味わうことができます。
農園の標高はそこまで高くないものの、ベリー系のジューシーな酸味があり、まるでイチヂクのような印象を持ちます。

年々入手が難しくなってきている、貴重なパカマラ種です。ぜひゆっくりとお楽しみください!

【生産者】アグリコラ・ラファンセ社
【農園】ブエナ・エスペランサ
【地域】マダガルパ
【標高】1,150m
【品種】パカマラ
【生産処理】ウォッシュド

Brazil/Samambaia

続いては南米ブラジルより、名門農園のパルプトナチュラルをご用意しました!

サマンバイア農園は、1896年から100年以上にわたってコーヒー栽培を行っている歴史ある農園です。

オーナーのエンリケ・ジアス・カンブライアさんは、高品質なコーヒーの生産に力を注いでおり、ブラジル伝統のナチュラル、パルプトナチュラルをはじめ、近年では発酵プロセスも行っています。

新たな生産処理方法の考案や、新しい品種の栽培など、様々な挑戦をし続けている生産者です。

同農園があるのはブラジル南西部、ミナス・ジェライス州スル・デ・ミナス。
ブラジル最大の都市・サンパウロから北北西300kmに位置します。

スペシャルティコーヒーの名産地として知られる同地は、幾多のCOE入賞農園を有しており、そのなかでも筆頭にあげられるのが今回ご用意したサマンバイア農園。
ミルクチョコレートのような上質な甘さと優れたクリーンカップからは、生産者のみなさんの丁寧な仕事ぶりが伺えます。

100年以上続くの伝統の歴史と、最新の生産技術が融合したブラジルが誇る名門農園のシングルロット。
ぜひごゆっくりお楽しみください!

【生産者】エンリケ・ジアス・カンブライア
【農園】サマンバイア
【地域】ミナス・ジェライス/スル・デ・ミナス
【標高】950〜1,200m
【品種】イエローカトゥアイ
【生産処理】パルプトナチュラル

コーヒーの世界を伝えるインディペンデント誌”Standart”

standart

この度THE COFFEESHOPにて、コーヒー好きによるコーヒー好きのためのインディペンデント誌、『Standart』の取り扱いを開始いたしました!

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、今回のBDSマガジンではこの『Standart』についてご紹介したいと思います!

“Standartは誰もがおいしいコーヒーを楽しめる世の中になってほしいという願いからスタートしました。
2017、2018、2019年と3年連続でベスト・コーヒー・マガジン賞を受賞したStandartは、多様で魅力溢れるコーヒーの世界を伝えるインディペンデント誌。
選び抜かれた言葉と美しいデザインで、スペシャルティコーヒーの文化をお伝えします。
コーヒーをはじめとする各界のプロフェッショナルが綴る物語やエッセー、さらにはインタビューを毎号15篇掲載。
そのひとつひとつを読めば、コーヒーという窓を通じて世界を旅するような感覚を味わえます。”
https://www.standartmag.jp/より)

Standartには、有名バリスタやロースター、生産者など、いまのスペシャルティコーヒー業界のトップランナーたちのインタビューをはじめ、コーヒーに関連するさまざまなエッセイ、論文の紹介など、多岐にわたる情報が詰め込まれています。

スペシャルティコーヒーの世界でいまどんなことが注目されているのか、どんな問題が起きているのかを知るのに、最高の1冊ではないかと思います。

もちろん、抽出に関するアドバイスなどふだんのコーヒーライフに役立つ情報も網羅しています。

テキストの情報だけでなく、美しい装丁、アートワークのセンスが良いのもStandartの大きな魅力。
紙面を開いて写真やイラストを眺めているだけでも楽しいものですよね。

僕たちもWEBマガジンを運営しているように、インターネットを通じていろいろな情報を得るのが当たり前の時代ですが、お気に入りのコーヒーを飲みながら紙の雑誌をペラペラとめくる時間は、やはり何ものにも変えがたいなぁと思います。

今回、Standartさんとのご縁があり、その理念にとても共感し、取り扱いを決めました。
このBDSマガジンを楽しみに読んでくださっている方にも、きっと楽しんでいただける雑誌だと思います。

standart13

最新号のNo.13、そしてバックナンバーも含め、THE COFFEESHOPのONLINE STOREにて発売中です!
数に限りがありますので、欲しい方はぜひお早めにチェックお願いします!

STANDART MAGAZINEのご購入はこちらから (もちろんポイントも付きます!)

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 9月9日(水)予定

毎月2回お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けするコーヒー豆の定期便。
店舗で販売していない豆もお届けするので、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪


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