8月12日発送のコーヒーについてお知らせ!BDS MAGAZINE vol.161(コーヒー定期便)

2020.08.12


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

8月12日発送の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

THE COFFEESHOP コーヒーの定期便 サブスクリプション

目次

  • ごあいさつ
  • 8月12日発送のコーヒー紹介
  • スペシャルティコーヒー”A to Z”更新中!
  • 次回発送予定

ごあいさつ

こんにちは!
8月12日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

東京はようやく梅雨明けを迎えましたが、7月と打って変わっていきなり猛暑到来。
暑さにまだ慣れていないところにこう暑い日が続くと、夏バテ気味になってしまいますね。

家でアイスコーヒーを仕込んでおいても気づけばすぐ空になってしまいます…。
みなさんも水分補給をしっかりして、夏本番を乗り切りましょう!

それでは、BDS MAGAZINE 8月12日号、スタートです!

8月12日発送のコーヒー紹介

Ethiopia/West Arsi Refisa Natural

まずは、エチオピアより、フローラルでフルーティなナチュラルプロセスのご紹介!

Ethiopia_WestArsiRefisaNatural

テスティ・ウエスト・アルシ・ウォッシングステーションは2010年に設立され、この地域の約850の小規模生産者にサービスを提供しています。

エチオピアのコーヒーは通常、他の作物も栽培している小規模農家で栽培されています。
小規模農家の多くは、チェリーのコーヒーを近くのウォッシングステーションや精製場に運び、選別、計量、代金の支払い、領収書の発行などを行っています。
ウォッシングステーションには数百人から千人以上の生産者がおり、収穫シーズンを通じてチェリーを届けています。

今回のロットは、エチオピアの中央部から少し南下したエリア、ネンセボ地区で栽培されたもの。
実は、THE COFFEESHOPでこの地域のコーヒーを取り扱うのははじめてのことです。
コーヒーという植物の原産国として、また唯一無二のテロワールをもつスペシャルティコーヒー生産国として広く知られているエチオピアですが、まだまだ発掘されていない素晴らしい品質のコーヒーが眠っている可能性を感じます。

温度帯によって変化するフレーバーは実にコンプレックス。
スタッフにカップコメントをあげてもらったところ、ネクターや巨峰、マンゴー、カシス、ストロベリー、クランベリー、また、すみれやラベンダーといった、さまざまなフルーツ・お花の名前が挙げられました。
熟した果実、フローラルなフレーバーと、チョコレートのような甘さとが相まって、飲む人を贅沢な気分にさせてくれる、そんな品のあるコーヒーに仕上がっています。

【生産者】約850の小規模生産者
【精製場】テスティ・ウエスト・アルシWS
【地域】ネンセボ、レフィーサ、ウェルカ
【標高】1,900m〜2,050m
【品種】エチオピア在来種
【生産処理】ナチュラル

Indonesia/Aceh Alur Badak

続いてはインドネシアより、夏らしいマンデリンのご紹介!

Indonesia-AlurBadak

エチオピア・モカ、ケニアなどと並び、産地独特のテロワールを色濃く醸し出すスマトラ島北部のマンデリン。
特にその中でも、アチェ特別自治州で作り出されるマンデリンアチェは、その品質の高さとフレーバーの複雑さで、世界のスペシャルティコーヒー愛好家の注目の的となっています。

Indonesia-AlurBadak

このアルール・バダ地区は、アチェ特州の中でも最も標高の高い1,500〜1,600mに位置します。
コーヒーの木は樹齢10年前後が多く、樹木に力がみなぎっていることが品質テストでも感じることができるほど、豊かなフレーバーを醸し出します。

地区の1〜2ha程度の小農家の取り組み、標高、土壌。
そのすべての環境(マイクロクライメット)が、フルーツのような柑橘系の酸味、スムースな口当たり、そして独特のエキゾチックアーシーをもたらします。

Indonesia-AlurBadak

収穫されたコーヒーは、農家と信頼関係によって結ばれたコレクターに渡され、結ばれたコレクターに渡され、他の地域と混ぜないように精選工場へ運ばれます。
その後、メダン市にある専用の特別工場にて、比重選別、スクリーン選別を行い、さらには最終的にハンドピック工程を経てこのスペシャルロットを作りあげます。

アルール・バダのコーヒーは毎年必ずチェックするのですが、今年のニュークロップは特にスウィートネスが素晴らしく、黒糖やチョコレートのような甘さがあります。
この季節には、キンキンに冷やしたアイスコーヒーで飲むのもおすすめ。
マンデリンならではの奥深い味わいをぜひお試しください!

【生産者】約400戸の零細農家
【地域】スマトラ島アチェ州タケンゴン
【標高】1,500m〜1,600m
【品種】ティムティム、アテン
【生産処理】スマトラ式

スペシャルティコーヒー”A to Z”更新中!

THE COFFEESHOPが運営しているONLINE STORE。

このBDSをお申し込みいただいた方はもちろんご覧いただいたことがあると思いますが、コーヒー豆やグッズの販売の他に、スペシャルティコーヒーについて知れる・学べるMAGAZINEページの更新にも力を入れています。

今回は、メインで更新している記事の他に最近スタートした新企画、『スペシャルティコーヒー”A to Z”』
をご紹介します!

Specialtycoffee atoz スペシャルティコーヒー辞典

スペシャルティコーヒー”A to Z”
→ https://www.thecoffeeshop.jp/atoz/

スペシャルティコーヒーの世界では、普段の生活では使わないような専門用語が多く使われていますよね。
専門書やHPを読んだり、詳しい人に聞いたりしないとなかなか分かりづらい言葉も多いのですが、プロからすると、正確に表現しようとすればするほど難しい専門的な言葉になってしまう、というジレンマがあります。

例えば、カッピング評価項目の一つである『質感』。
口に含んだときの触覚を表す言葉で、コーヒーの液体がもつ粘性や密度、重さ、滑らかさなどを指しますが、日常会話で「この牛乳、質感がいいね!」などと言った会話はまずしませんよね。笑

同じように、日常ではまず使わないような表現や専門器具の名称など、難しい言葉が多く出てくるのがスペシャルティコーヒーのハードルの高さの一原因になっていると思います。

“A to Z”のページでは、そんなスペシャルティコーヒーに関する数多くの用語を、できる限り分かりやすく知ってもらいたい!ということで、THE COFFEESHOPオリジナルの辞書として更新をスタートしました。

スペシャルティコーヒーについての文章を見たときに、よくわからない言葉があったときにはぜひ参照してみてほしいページですが、辞書として使っていただくのはもちろんのこと、眺めるだけでも楽しい内容になっていると思います。
内容は随時更新していきますので、ぜひご覧ください!

また、掲載してほしいワードも募集しています。
なんでこの言葉が載ってないんだ!とお気付きの方がいらっしゃいましたら、問い合わせフォームよりこっそり教えてくださいね。

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 8月26日(予定)

毎月2回お届け!とっても便利で美味しいスペシャルティコーヒーをお届けするコーヒー豆の定期便。
店舗で販売していない豆もお届けするので、よりマニアックな内容を楽しむことができますよ♪


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