ペルーとグァテマラのコーヒーをお届け!BDS MAGAZINE vol.154(コーヒー定期便)

2020.04.22


多種多様なコーヒーの違いとその個性、そしてなによりそのコーヒーの美味しさに夢中になれる、そんなコーヒー体験をお届けする、コーヒー豆の定期便”Beans Delivery Service“(BDS)。

4月22日出荷の2種類のコーヒーについてお知らせいたします!

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目次

  • ごあいさつ
  • 4月22日発送のコーヒー紹介
  • グアテマラ・スペシャルティコーヒーの多様性
  • 次回発送予定

ごあいさつ

こんにちは!
4月22日発送のBEANS DELIVERY SERVICE MAGAZINEです!

連日、テレビや報道では暗いニュースが多いですが、コーヒー業界に明るいニュースが飛び込んできました!

それは、今年エチオピアにてCOEが開催予定とのこと。

過去にはエチオピアで「オペレーション・チェリー・レッド(OCR)」という品評会が開かれていましたが、COEに参入することでより注目度が高まること間違いなしです。

THE COFFEESHOPでも入札参加を見込んでいるので、ご紹介をどうぞお楽しみに!

それでは、BDS MAGAZINE 4月22日号、スタートです!

4月22日発送のコーヒー紹介

まずは、南米ペルーより、フルーティでバランスの良いウォッシュドプロセスのご紹介です!

Peru(ペルー) /El Sedro(エル・セドロ)

まずは、コロンビアより、爽やかなウォッシュドプロセスのご紹介です!

南米のコーヒー生産国ペルーは、日系人の多い国でもあり、マチュピチュやナスカの地上絵など世界的な観光地として知られ、親しみのあるコーヒー生産国です。 スペシャルティコーヒーの生産地としては、これまであまり知られていませんでしたが、2017年からCup of Excellenceが開催されると、ペルー産スペシャルティコーヒーの品質の高さが世界中に知れ渡り、現在では生産者自身も、スペシャルティコーヒーづくりへの熱意が急激に高まっています。
ペルーのコーヒーの多くは、小規模な農家の手によって生産されています。
標高5,000m級の山々が連なるアンデス山脈の山間や渓谷部で無名の生産者によって細々と作られたコーヒーの中に、素晴らしい風味を持ったものが次々と発見されています。

生産者のダビー氏は、1957年アマソナス県ウトゥクバンバのコーヒー生産者の家庭に生まれました。
2009年に1ヘクタールの土地を買い、約10年間にわたってコーヒーを生産。

毎年8月~9月、よく熟したコーヒーチェリーを収穫し、収穫したチェリーは水槽にいれて、水に浮くチェリーを取り除きます。

その後、皮をむいたチェリーは24~28時間の発酵工程を経て、ミューシレージを水で洗い流し、屋根付きのアフリカンベッドで15~20日天日乾燥されます。

1ヘクタールの小さな土地で丁寧に育てられたコーヒーは、素晴らしいクリーンカップをもちます。
アフリカなどのコーヒーに比べると派手さこそありませんが、しっかりと続く甘さと優れたカップバランスで、毎日飲みたいコーヒーに仕上がっています。

【地域】ウトゥクバンバ アマソナス県
【生産者】ダビー・ジャタス・シルバ
【農園】エル・セドロ
【標高】1,763m
【品種】ティピカ、ブルボン、カトゥーラ、カティモール
【生産処理】フリーウォッシュド

Guatemala(グアテマラ)/Amilcar Perez(アミルカル・ペレス)

続いては中米グアテマラの小規模生産者によるマイクロロットをご紹介!

今回お届けするラ・ベネディシオン農園があるのは、グアテマラ西部、メキシコとの国境近くに位置するウエウエテナンゴという地域。
この地域は良質なスペシャルティコーヒーの産地として世界中に広く知られています。

標高が高く、酸味の明るさに特徴があり、シトラスやピーチを思わせるアシディティが出てくることが多くあります。

生産者のアミルカル・ペレスは、1.2haの農園を所有しており、パカマラとカトゥーラを含む約3000本の木を栽培しています。
完熟のチェリーを収穫後、同じ日に果肉除去し、平均20時間発酵させます。

その後 2~3回水洗いし、2~3日間パティオで乾燥させます。

グアテマラは、早くからスペシャルティコーヒー生産に力を入れて取り組んでいた生産国。
そのため、一つの農園だけで栽培から生産処理を完結できるような巨大農園がいくつもありますが、いまだにアミルカル氏のような小規模生産者も多く、彼らはその分とても丁寧に目の行き届いた栽培に取り組んでいます。

国土のほとんどが産地であるグアテマラは地域によってさまざまな風味特性があり、同じ国内であっても非常に多種多様なコーヒーが生まれる生産国です。

アミルカル氏のような小規模生産者のマイクロロットは、そんなグアテマラ・スペシャルティコーヒーの多様性をより明確に堪能できる贅沢なロットなのです。

【生産者】アミルカル・ペレス
【農園】ラ・ベネディシオン農園
【地域】クイルコ・ウエウエテナンゴ
【標高】1,800m
【品種】カトゥーラ
【生産処理】ウォッシュド

グアテマラ・スペシャルティコーヒーの多様性

スペシャルティコーヒーを語る上で外せない生産国はいくつもありますが、代表的な国のひとつにグアテマラが挙げられます。

グアテマラのコーヒーを牽引してきたのが、コーヒー協会である「アナカフェ」の存在。

1969年に設立されたアナカフェは、コーヒーの生産利益を守り、品質向上のための技術指導を行う機関です。
グアテマラ国内にある膨大な数の農園の所在地を正確に把握しており、生産者への降雨や病害などの情報提供を惜しみません。
まさに、グァテマラのコーヒー生産者のための組織なのです。

こういった団体は、コーヒー生産国には必ずあるものなのですが、他の国に比べて、はかなり早い時期に設立されています。

アナカフェによって定められたもののひとつが、グァテマラの8つのコーヒー生産エリア。
かつては7つだったため、グァテマラのコーヒーだけをブレンドして作ったコーヒーを「レインボーマウンテン」と名付けたものもありました。

グアテマラという生産国の大きな魅力の一つは、ひとつの国の中で8つに分類できるほどのコーヒーの風味の多様性です。
環太平火山帯の中にあり、火山性の土壌で、標高の高い土地が多く、国内のほとんどが良質なスペシャルティコーヒーの生産に適した地理的特性を持っています。

同じ山で作られているコーヒーでも、尾根の西側と東側では気象条件が異なるために、異なる風味特性が生まれます。
まさに良質なコーヒーを作るために産まれてきた、といってもいいくらいの素晴らしい土地です。

8つのエリアのうち、もっとも古いコーヒーの産地は「アンティグア」と呼ばれる地域。
そのほかに「アティトラン」、「コバン」、「フライハネス」、「ニュー・オリエンテ」、「ウェウェテナンゴ」、「アカテナンゴ」、という7つの地域があります。

特にスペシャルティコーヒーの名産地としてよく聞くのは、「アンティグア」と「ウエウエテナンゴ」ですが、その他の地域でもまだ知られていない素晴らしいマイクロロットが眠っているかもしれません。

今後、さらにスペシャルティコーヒーの市場が拡大していくことで、まだ見ぬ優れたコーヒーに出会えるかもしれないと思うととてもワクワクしますね!
いまでは小規模生産者とダイレクトに繋がれる仕組みも続々と出てきているので、新しいマイクロロットをご紹介できる日も近いと思います。
どうぞ楽しみにお待ちください!

それでは良いコーヒーライフを!

次回発送予定

BEANS DELIVERY SERVICE 次回発送→ 5月13日(予定)

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